ポータブルSSDについて

外付けのストレージといえば、ポータブルHDDではないですか?
ここ数年で値段がとても手ごろになり導入している方も増えていると思います。 
しかし、HDDの問題はなんといっても、
■遅い転送速度
■持ち運ぶには少し大きく、重い
■衝撃による安全性の心配
ではないだろうか。
特に安全性に関して言えば、HDDの中は物理的なディスク(プラッタ)が回転していて、それを磁気ヘッドで読み取っているので何かの衝撃でディスクに傷がつけば読み出しできなくなることもあります。

そして近年登場しているのがSSDです。 
SSDとは、簡単に説明すると物理的なディスクは入っておらず、フラッシュメモリが使用されているものです。 
利点は、
■軽くて
■読み込み速度が速く、静か
■衝撃耐性が強い
ということです。 
特に読み込み速度に関しては、平均的にHDDの3倍ほど早いです。 

HDDは色々なメーカーから発売されています。
パソコン内蔵のタイプで90Mbps前後が多く、SSDは250~450Mbpsが平均的な速度になるかと思います。 
このMbpsという数値が高ければ、パソコンの起動などのデータを読み込む作業で有利になります。 
そして、外付けドライブで大事になるのが、どのようにパソコンとドライブを繋げるかです。 
いくらドライブ本体が速くても、転送する速度が遅ければ意味がありません。 
スポーツカーに乗っていたら、渋滞している道路よりもスピードが出せる道路を走りたいですよね。 
それと同じです。

今回は、その規格毎にどんなポータブルSSDが発売されているのかをご紹介していきます。 
接続の規格は、、、
■USB 3.0
■USB 3.1 Gen1
■USB 3.1 Gen2
■Thunderbolt 2
■Thunderbolt 3
があります。(他にもありますが、ここ最近主に使われているもの) 
それぞれ速度も違えば、同時に電力を送れるタイプ、同時に音声や映像を送れるものもあります。 
そして本記事でご紹介するのは、USB 3.1 Gen2となります。
他の規格についても記事にまとめておりますので、ぜひ以下をご覧ください。

USB 3.1 Gen2

僕がいいと思うUSB3.1という規格の特徴は
Thunderbolt 3と同形状になり互換性がある、
②電力供給が最大20V・5A(100W)できる、
③映像も音声もケーブル一本で送れる(HDMIよりラク)という点です。
USB 3.1 Gen2とは、USB-C形状であり、10Gbpsの最大転送速度をもつ規格のことです。
また、下位規格にUSB 3.1 Gen1があるが、そちらもUSB-C形状であり、最大転送速度が半分の5Gbpsになります。
USB 3.1 Gen2の魅力は、やはり普及価格帯に入ってきたことによる手頃感と最大転送速度が10Gbpsだということです。
普通に使う分にはかなり早い速度で使えると思う。
この記事を書いている時点(2018/09/22)でも、
■Samsung
■DELL
■Sandisk
■I-O DATA
■G-Technology
など幅広いメーカーから選ぶことができるのもいいところ。
USB-CのGen2対応のパソコンを使っている方は参考にしてみてください。

①Samsung / T5

コンパクトな高速SSDを探している方向け

このSSDはとてもコンパクトで軽い。
発売当初はとても値段が高かった印象ですが、今だと500GBで¥17,000前後とかなりお手頃。
SamsungはMacの中に入っているSSDを作っているほど半導体には強いメーカーです。

※映像編集者へ
僕自身、こちらを映像編集用に使っており、問題なく使用できています。
ソフト環境は以下の通りです。
■ソフト:Final Cut Pro X
■PC:MacBook Pro(2016)
■CPU:2.9 GHz Intel Core i7
■メモリー:16 GB 2133 MHz LPDDR3
■グラフィック:Radeon Pro 460 4096 MB
プロジェクト毎にフォルダを作成し、その中にライブラリーを作成します。
同フォルダー内に音楽や映像、ロゴデータ等の全てを入れて、外付けSSD内で全てを完結させるようにしています。
扱う映像はH.264コーデックになります。
マルチカム編集もおよそ4カメまでコマ落ちほぼなく使えます。

②Sandisk / Extreme Portable

タフネスSSDを探している方向け

SDカードでお馴染みのSandiskから写真を楽しむ人向けのSSDとして発売されました。
読取り速度は最大550MB/秒で、IP55相当の防滴/防塵性能。 雨、水しぶき、液体のこぼれ、ホコリなどの影響を抑え、最大2mの落下に耐えるという高耐久性能があるとのことです。
カラビナ付きなので、ストラップをつけて無くさないようにすることもできて便利そうです。

③G-Technology / G-DRIVE Mobile SSD R-Series

ヒートシンク付きで、より安心を求める方向け

こちらもタフネスさが特徴になっており、IP67の防水/防塵性能、3メートルの落下テスト、1000 ポンドの衝撃に耐える優れた耐衝撃性を備えているとのことです。 R-Seriesはとても小さくデザインも特徴的で僕的には好みですね。

④WESTERN DIGITAL /  MY PASSPORT SSD

コンパクトSSDを探している方向け

HDDなどで有名なWDから、持ち運び用のSSDです。
表面の質感が評価も高いです。
若干気になるのが、発熱が気になるとのコメントも見られること。
そもそも、こんなに小さなサイズでスピードを出せば発熱は避けられない問題ですが、他のUSB 3.1 Gen.2の製品はあまりそういったコメントが見られないので、少し気になります。

⑤I•O Date / SDPX-USCB

I•Oデータは外付けのHDDラインナップが多いですが、一部ポータブルSSDも販売しています。
しかし、SamsungやSandiskなどと比べると本体自体も大きく、重量も思いのが難点です。
といってもHDDと比べると圧倒的に軽く、小さいです。
容量のラインナップは240GBと480GBです。
値段は480GBで¥21,491と他のより新しいものと比べて値段が割高になるので、あえて選ぶ理由は見つかりませんね。

⑥PLEXTOR / EX1 Plus

PLEXTOR社は1989年にCD-ROMを発売して以来、記録媒体などのパソコン周辺機器を作っているメーカーです。 正直、僕はPLEXTOR社をあまり聞いたことがなかったのですが、Amazonでもレビューで高評価を得ており、安心できると感じました。 選択できる容量は128GBしかないので、写真や動画を入れる方には容量が足りないかもしれませんね。

⑦Sandisk / Extreme 900

先ほどのExtreme Portableと違って、こちらはタフネス&転送速度の速さが売りの製品です。
■耐衝撃性(最高800G)
■耐震性(5.35gRMS, 50-2000 HZ)
■耐温度(-20~70°C)
とかなりハードに使えそうな印象。
ただ、耐衝撃には強いとされるものの、防滴防塵は明記していない。
そして、サイズは他と比べると大きくなり、重くもなるが、読み取り・書き取り850 MB/sとこのクラスでは圧倒的。
メーカーのサイトには書いていないが、サイズ、容量、速度からしてRAID運用されているとの話も。

メーカー 製品名
読み込み
書き込み
SSD中身
 NAND
容量
カラー
サイズ (WxHxD) 重量
①Samsung
T5
540 MB/s 540 MB/s 840 EVO mSATA SSD TLC V-NAND 250, 500GB, 1, 2TB ブルー、ブラック 74 x 57.3 x 10.5 mm 51g
②Sandisk
Extreme Portable
 550 MB/s 500 MB/s 不明 TLC 250, 500GB, 1TB, 2TB ブラック 49.55 x 96.20 x 8.85 mm 38.9g
③G-Technology 
G-DRIVE Mobile SSD R-Series
560 MB/s 不明 SanDisk® X600 3D NAND SATA SSD TLC 500GB, 1TB, 2TB ブラック 94 x 50 x 14.5mm 86g
④WESTERN DIGITAL
MY PASSPORT SSD
540 MB/s 不明 SanDisk X400 TLC 250GB, 500GB, 1TB, 2TB ブラックシルバー 45 x 90 x 10mm 38.8g
⑤I•O Date
SDPX-USCB
不明 不明 不明 不明 240, 480GB シルバー 76 × 12 × 114mm 100g
⑥PLEXTOR
EX1 Plus
530 MB/s 400 MB/s  PLEXTOR M6G Plus MLC 128GB ゴールド、シルバー 101.2 x 31.6 x 8.7 mm 30g
⑦Sandisk
Extreme 900
850 MB/s 850 MB/s X400 SSD × 2 TLC 480, 960GB, 1.92TB シルバー 17.78 x 82.55 x 133.35 mm 210.4g

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