急ですが、ミャンマーの映像プロダクションに参画することになりました。
そんなこんなで今もミャンマーから記事を書いています。
こっちに来てから1週間になるのですが、日本でこれ買っておけばよかった、やっておけばよかったということが多くあります。
なので、これから赴任で来る方、旅行で来る方の参考に少しでもなればと思って、まとめてみます。
予防接種に関して
航空券、治安情報など必要な情報は多くありますが、予防接種に関しては事前に計画的に練っておかないとできません。
ちなみに僕はミャンマーへ来る際に、どの予防接種をどこで受けられるのか、情報がなく、結構迷いました。
前提として、ミャンマーでは「特定のワクチンを接種してないと入国できない」ということはありません。
だた、ネットで調べると「野良犬が多い、水が汚いから地元の食堂では気をつける」という記事が目立ちました。
心配なので、適切なワクチンを接種した方がいいなと感じました。
検索をしてみるとトラベルクリニックってたくさんあります。
ということで、たまたま以前の職場である高田馬場の「CASE Shinjuku」の近くにあった「国立国際医療研究センター病院 トラベルクリニック」に行ってみることにしました。
国立国際医療研究センター病院 トラベルクリニック
ネットで調べたり、地元のクリニックに行ってわかったのは、
- 街のクリニックや地元の病院では、ワクチンがない可能性が高い
- どのワクチンを打つかの相談はできない
- 相談できるトラベルクリニックなるものがある
ということです。
ちなみにここの病院は完全予約制になっています。
当日、病院へ向かったのですが、この辺りは同じ名前の研究棟などが多く、迷いました。
病院へ入ると、普通の受付があるのですが、それを無視して、一番奥まで進みます。
そうするとトラベルクリニックのカウンターがあり、受付を行います。
なにを接種するべきか相談してみた
番号が呼ばれ、診察室に入ると先生が待っており、以下のようなやりとりをしました。
自分「4日後にミャンマーへ仕事で行くのですが、なにを打てばいいでしょうか。ネットには狂犬病や破傷風が必要と書いてあったのですが」
先生「そうですね。まず、狂犬病は複数回の接種が必要であり、間に合いません。しかし、狂犬病は野良犬に噛まれ、8日以内の潜伏期間があり、発症すると致死率は100パーセントですので、時間あるときに打ってください。また、破傷風は日本を含む世界中で発症率の高いものです。なので、今回はA型肝炎と腸チフスですね」
僕「わかりました。それでお願いします。ちなみにワクチンて太い針で打つと聞いたのですが、どうなんですか?僕は針が嫌いです」
先生「いいえ、予防接種よりも細い針で、筋肉注射というものをします。そんなに痛くないと思いますが、痛くないように伝えておきますね」
後半は茶番ですが、トラベルクリニックのいいところは
- 先生に相談ができる
- 各国の状況について詳しい
- なんとなく安心できる
かなと思います。
外務省が公開しているページにも接種するべきワクチンが公開されており、以下はそのページの引用です。
途上国全般で必要なA・B型肝炎,破傷風,腸チフスを特にお勧めいたします。狂犬病ワクチンの暴露前接種に関してはいろいろな考えがありますので,医師とよく相談してください。地方では日本脳炎の発生がみられますので,日本脳炎ワクチンの接種もお勧めいたします。小児の渡航者は,日本で定期予防接種として定められたワクチンを接種しておくことが必要です。
また,任意接種とされているもののうち,おたふく風邪,A型肝炎等の接種も勧められます。これらは,おおむね当地でも接種可能ですが,渡航前にトラベルクリニック等を受診し,接種計画をたてることをお勧めいたします。
予防接種には費用がかかる
予防接種って、小さい頃に学校で接種するか、インフルエンザのワクチンを受けた記憶くらいしかないのですが。
自主的な接種に関しては、保険は効きません。
そのため、接種はかなり高い金額がかかってきます。
今回の接種に関しては
- 相談費用(初診費用)=2,820円(税抜)
- A型肝炎=10,000 円(税抜)
- 腸チフス=6,500 円(税抜)
合計=19,840円(税込)がかかりました。
ちなみに複数回接種が必要な狂犬病などは、その都度かかってきますので、
狂犬病ワクチン=11,000円×3回=33,000円
とかなり高くなります。
※狂犬病の接種スケジュールに関してはこちらのサイトがわかりやすかったです。
※追記 ミャンマーで犬に噛まれた人のブログがあった
この記事を書いた翌日、SNSを見ていたところ、たまたまYuriko Murakamiさんという方のブログを見つけたんですね。
「うぉ。本当に噛まれるんや」と。
(Yurikoさんのブログは日本語の表現が本当に絶妙で読んでいて面白かったです笑)
で、翌日、僕が働いている会社の代表に誘われてバーに行ったら、そこに居らっしゃたんですよ。(実は何回か弊社のオフィスで会ってた)
ということで、Yurikoさんのブログを張っておきます。
この記事で一つ大事な点は、狂犬病の注射はミャンマーで打つとだいぶ安く打てること。
とりあえず、読んでみてください。
まとめ
- 予防接種は必須であり、地元のクリニックより、トラベルクリニックへ
- 国立国際医療研究センター病院 トラベルクリニックに行ったのでオススメ(下記詳細)
- 費用はワクチン1種類=10,000円〜くらいを想定して行く(ワクチン費用リンク:病院によって違います)
■国立国際医療研究センター トラベルクリニックの詳細
- 電話番号:03-3202-1012(直通)
- 住所:東京都新宿区戸山1-21-1
- 時間(月-金):8時30分から11時50分と13時30分から15時50分(最終受付)
- 電車最寄駅:東京メトロ 東西線 早稲田駅、副都心線 西早稲田、都営大江戸線 若松河田
- バス:センター病院/研究所
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