よく日本人の睡眠の質や時間は少ないと言っている記事を見かけますよね。株式会社ブレインスリープの調査結果のまとめにある「2018年度のOECDの調査」によると、日本人の平均睡眠時間は6時間27分と世界ワースト1位だそう。
同社の2022年の調査では、平均睡眠時間は6時間48分となり、日本も改善傾向にあることが伺えますが、依然として、2018年のOECD平均にも及ばないのが現実。

ただ、僕も大切だとは思いつつ、睡眠のデータを取ってなかったのですが、やはり睡眠データを取るのは大変。
Apple WatchやiPhoneでもデータは取れるけど、時計をしたまま寝るとゴワゴワして寝ずらいし、iPhoneは音で判断するのであまり正確ではないと感じている派。
睡眠時間が少ないのは、電車通勤が前提だから仕方ないのかなーとか思ってみる。
Withingsの「Withings Sleep」とは?
今回紹介するWithingsの「Withings Sleep」は、簡単に睡眠の質と長さを正確に測ってくれるデバイスである。

Withings Sleepの特徴は、簡単、管理が煩わしくない、正確であること。使い方は、ベッドの下に入れて寝るだけ。
データも独自のアプリから確認するだけ。もちろんAppleのhealthとも自動で連携。
そして、正確性も高いと感じる。寝ている時の時間を測ってくれてるし、トイレに起きた時間も計測されてる。
Withings Sleepは、忙しい現代の人にとって簡単に睡眠の質を測れる最高のデバイス。ちょっとでも睡眠の質に興味がある人や、なにかを装着したりアプリを開いてまで計測したくない人は買っておいて損はないデバイスだと思う。
測定は、いつものように布団に入って寝るだけ「簡単」で「ストレスフリー」
Withings Sleepを手にすると、まるでタオルのような材質で、意外と軽いことに驚く。使用方法もマットレスの下に入れて、寝るだけなので簡単。
初回だけ、キャリブレーションといって環境に合わせてキャリブレーションをする必要があるが、それが終わってしまえば、本当に寝るだけである。ちなみにUSBで給電し、Wi-Fiへの接続も必要である。
やはり、寝る前にスイッチをオンにしたり、アプリを起動したり、なにかを装着する必要がないというのは、本当にストレスがない。「簡単」これこそ毎日使うものに対して求めるものだと思う。
もうね、ほんとサイコー。

Withings Sleepの欠点
本当に簡単に睡眠を図れるデバイスなのですが、いくつか欠点もある。
1つめは、布団に他の人が寝転がった場合に、計測される点である。あまりないケースかもしれないが、同居している家族や恋人がちょっと休憩をした睡眠も記録される。
2つめは、使用できるマットレスの制限があること。Amazonには「対応するマットレスの厚さ:10cm~40cm」と記載されていて、布団などは対応できない。
ま、あんまり気にならない程度かなとか思ってしまう。

計測データは専用アプリで、いびきまで計測
計測も簡単だが、データを見るのも簡単なのが、Withings Sleepの特徴である。朝起き上がって、しばらくすると(15分程度かな?)アプリに表示されている。僕は朝のコーヒーを淹れている間にデータが表示されている。

睡眠の時間、深さ、規則性、睡眠の中断回数、寝るまで・起きるまでの時間が表示されるのだが、さらに本体内蔵のマイクでいびきの有無も記録してくれる。
ただどんな音なのかはわからないので、いびきなのか、歯ぎしりなのかなどはわからない。また、心拍も記録してくれているので、睡眠データは一通り計測することができる。
Appleのhealthとも連携しているよ!
ちなみに、僕は試してないのだがIFFFTにも対応しているので、対応機器間で動作をオートメーションすることもできるそう。
でもさ、スマート電球のメーカーがつぶれたニュースとかみると、全部繋げることが必ずしも良いとは限らないから怖いよね
Withings Sleepレビュー:簡単・ストレスフリーが睡眠計測の正義
Withings SleepはAmazonで14,000円前後と決して安いものではない。AppleWatchやその他のデバイスでも計測できるので、あえて専用の機器を買うメリットは見えにくいかもしれない。
しかし、毎日使うものだからこそ、簡単でストレスフリーな専用機器を使ってみてはいかがだろうか。もしかするとそれだけで睡眠の質も変わるかもしれない。
ぜひ、お試しあれ!
